2013/04/11

ミニバスドラムの作り方

 こんにちわ。カンノスケとタカトシのドラムのほうです。
今回はタムを改造して作ったミニバスドラムについて書きたいと思います。

今日はけっこうマニアックな話です。

ワタクシの現在、使ってるミニドラムセットのバスドラムは元々はこんな感じでした。
・TAMAのImperialstar(インペリアルスター)のタム。安いシリーズです。
・口径13インチで深さが10インチ
・材質はポプラ材

ヤフオクで、改造用にいいモノがないか探していて状態が良いものを見つけたのでGETしました!!

 まずはタムをバスドラに改造するために買ったパーツは以下の3点です。サウンドハウスで購入しました。ここはドラムパーツの品揃えも豊富なので、よく覗いています。商品画像クリックすれば、サウンドハウスの商品ページへ飛びます。(サウンドハウス


これはpearlのFSシリーズのバスドラムのレッグパーツです。これを2本購入しました。pearlの一番安いシリーズのドラムセットに付いているパーツですが軽いので持ち運びは楽で、とても使い勝手が良く作りは意外としっかりしています!



これはpearlの JG-16です。フロアタムをバスドラムへ改造するジャングルキットです。今回はバスドラムをペダルに固定するパーツのみを使いました。





これはpearlのタムホルダーBT-3です。これはJG-16をタムへ固定するために買いました。


 これらをタムに付けるためにタムの上下のヘッドとフープを外して、ラグ類のネジも全て外した状態にします。まずは、パーツを付けるための穴を開けなければいけません。この穴あけがドキドキなわけです。寸法をしっかり測らなければです。しかもドラムって丸いから定規が上手くあてることができないのです。。。そんなこともあって、ワタクシはマスキングテープに寸法を書いてそれをタムに貼付けながら寸法を取りました。これ便利でした。
 穴あけする時は電動ドリルでズドドっと開けましたが、穴を開ける位置のセンターが決まったらまずは1mmくらいのしっかりセンターを抑えて小さい穴を開けてから大きい穴を開けました。こうすると、きっと穴の位置が大きくズレることはないハズです。


 そんなこんなで、本当はちゃんと写真撮っておけば良かったのですが。。。実際に作ってる時って写真はなかなか撮れないものですね。。。
出来上がったのがコレです。


組み立て前の折り畳んだ状態。
上記のパーツが全てくっついています!
打面側の青いヘッドはEvansのHydraulic Blue Drumheadです。2重フィルムで間にオイルを充填してるヘッドです。デッドな低音を稼ぎたかったので、このヘッドにしました。
また、ビーターの当たる位置をわかりやすくするため&アタック音増幅のために、ヘッドのセンターに黒のパッチを貼っています。バスドラの中にはミュートでタオルを入れています。





組み立てた状態。横からです。

横からみるとこんな感じです。13インチとコンパクトなため、かなり地面から浮いています。14インチのバスドラのリズムトラベラーより小さいです。
 胴の横に付いている金属パーツは元々タムに付いていたタムホルダーです。L字のロッドでもさしてカウベルとか固定できるかも?とか思っているのであえて外しませんでした。


正面から。
バスドラのフロントヘッドには直径5センチ程度の穴を開けています。ダイソーでサークルカッターが売っていたので、それを使って開けました。
 穴を開けた理由は、正面に穴を開けていない状態だとバスドラムを踏んだ時に太鼓内の空気の逃場がないためビーターの跳ね返りキツくなるので、それの解消です。ちなみにフロントヘッドはREMOコーデットのエンペラーです。ダブルフィルムタイプです。これも太い音を稼ぐためにこのヘッドにしています。

ペダルと固定するパーツ。

これはペダルの固定部分です。pearlのパーツは作りがとてもしっかりしているので、ペダルをしっかり固定できます。あと、テンションボルトについているワッシャーが全て金属製だったので、ナイロンワッシャーに交換しました。金属ワッシャーよりもチューニングボルトの滑りもよくゆるみも防止してくれて気に入っています。






以上、長くなりましたがミニバスドラムを作る参考になれば、嬉しいです。

使っていて感想は、意外とミニマムにバスドラらしい音をしてるなーと言う感じです。ズドンとくるような低音はないですがいい感じにアタックが効いた面白い音です!!
ではでは、時間あるときにまた機材のこと書いていきます。

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